河津桜を見てきた。渋滞をなめていた。

IMGP4234.jpg

先週の日曜日、桜を見に河津へ行ってきました。
夜桜も見たいと思ったので遅めに出発しましたが、
渋滞が激しく夜桜「しか」見ることができませんでした。

渋滞回避方法は事前に仕入れていたのですが、
そんなに混んでいないだろうと思い実行しませんでした。

ですが、河津周辺の渋滞を甘く見ていました。
そんな体験談をお伝えします。

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河津桜の見ごろは長い

河津は伊豆半島の東側、下田の手前に位置し、
そこに咲く色づきの良い早咲きの桜、河津桜が有名です。

この桜は見ごろが約1カ月ほどあり、
その期間は河津桜まつりを行っており、出店などがでます。
今年は2月10日~3月10日に行われ、
ライトアップも行われています。

私は約10年前に1度訪れたことがあり、
とても色鮮やかで美しいと思いましたが、
前回はライトアップは見なかったため、
夜桜も見てみたいと思い行ってみることにしました。

朝は遅めに出発

都心からだと、東名高速道路東京インターチェンジから河津までは約150km
距離的にはそれほど遠くないのですが、
高速道路は伊豆半島の付け根までしか通ってなく、
ルートの選択肢も限られるので、よく渋滞し、時間もかかります。

今回は夜桜が主目的で朝ゆっくりしてから出発したので、
それほど混んでいないだろうと思い、
一番メジャーな海ルート(小田原厚木道路~国道135号線)を選びました。

石橋IC大渋滞

途中小田原PAでお昼ご飯を食べてから、
小田原厚木道路を降り、国道135号線へ向かうまでの西湘バイパスが、
ほぼ全区間渋滞していました。
西湘バイパスはETCが導入されているはずなのですが、
なぜか料金所のオジサンに料金を手渡ししました(ETCレーンを見落とした?)

P1030087.jpgお昼ご飯のしらす丼

その後はそれほど混まずに進み、
途中、熱海などでは桜が咲いていました。(たぶん寒桜かな?)
こどもは「もうここでいい~」とか言い出しましたが、
もう少し我慢してもらって、第一の目的地、大室山へ。

大室山でお鉢めぐり

大室山は伊東市にあり、
ほとんどが芝で覆われていて、きれいなすり鉢状になっている山です。

山頂までリフトで登り、お鉢めぐりをして海や山などの景色を楽しみました。

P1030101.jpg火口底ではアーチェリーができます

こどもが遊び足りないというので、
大室山のふもとにあるさくらの里公園で少しの間、自由に遊んでもらいました。
ここは様々な種類の桜が植えてあり、早いものだと9月に咲く桜もあるそうです。

寒桜がきれいに咲いていたので満足しそうになりましたが、
ぐっとこらえて河津へ向かいます。

IMGP4214.jpg寒桜

夕方なのに渋滞

大室山を出る頃には4時を過ぎ、
上り方面は大渋滞。下りは快適。俺大正解と思っていたら、
徐々に車が増えスピードもゆっくりになり、
もう少しで河津という所で全然進まなくなってしまいました。

これでは河津に着くのが何時になるか分からないと思い、
ナビを見ると今井浜海岸抜け道がありそうだったので、
一か八かで行ってみたところ、
細い道でしたがだいぶショートカットできました。

抜け道から大通りへの合流地点でも大渋滞でしたが、
やさしい方がいらっしゃり、すぐに道を譲って合流させていただきました。
あざます。

kawazu1抜け道

駐車場もどこにあるかあまりよくわかっていなかったので、
なんとなく役場へ向かうと、予想どおり駐車場を開放していて、
500円で停められました。
(民間だとぼったくり駐車場とかありそうですけどどうなんでしょう?)

結局、大室山から河津までの約30Kmで1時間半以上かかってしまいました。

ライトアップはきれいだけど、やっぱり日中の方が良い

河津に到着した6時前にはもう薄暗くなっていて、
すぐにライトアップの時間になりました。
そこで撮ったのがページトップの写真です。

ライトアップもきれいだったのですが、
河津桜らしさである濃いピンクや、
菜の花の黄色とのコンビネーションといった、色味があまりよくわからなかったので、
やはり日中の方が楽しめるかもしれません。

IMGP4248.jpg太陽光の方がきれいですね

2時間ほどウロウロし、夕飯を屋台で焼きそばや団子などで済ませ、
8時過ぎに帰路につきました。

帰りは伊豆半島の中央を通り、修善寺、三島を抜けて新東名で帰りました。
帰りも所々混んでいて、自宅に着いたのは12時前でした。

翌日は仕事でしたので、速攻で風呂に入って寝ました。
疲れましたが楽しい小旅行でした。

河津の渋滞を回避する方法を知っていた

河津の渋滞には参りましたが、この渋滞を避ける方法があります。
それは、途中まで車で行き、電車に乗り換え河津まで行く方法です。

伊東から下田まで国道135号線と並行して伊豆急行が通っており、
河津も伊豆急行の駅があります。

なので、渋滞が始まる前に電車に乗り換えればよいわけです。

伊豆急でもその行き方を勧めていて、
お得な乗車券 河津桜まつり「パーク&トレインきっぷ」を発売しています。

大室山のすぐ近くの伊豆高原駅に車を停めると、
河津までの往復乗車券が、
おとな通常往復 1,640円 ⇒ 1,320円
こども通常往復 820円 ⇒ 660円
になり、駐車料金も500円が無料になるというものです。

また、伊豆高原までの道路も国道135号線ではなく、
伊豆スカイラインを使えば渋滞しないようです。

さらに伊豆スカイラインでは、
2月中旬から2月末まで富士山の日(2月23日)を記念して、
通常料金980円のところ200円になるキャンペーンを行っています。
(今年は2月28日!今日!までですが、毎年行われているようです)

一般人には関係ないですが大型バスも3,970円が200円になります。すごいですね。

まとめ

河津に行くならライトアップの時間帯より日中の方が楽しめます。
伊豆スカイライン割引期間中に行って、浮いたお金で伊豆高原から電車に乗り換る。
これが河津桜攻略のポイントかと。

目的が河津だけでお金に余裕があれば、
JR踊り子号で河津まで直行するとかの方がよいかも。

今回の体験の正反対だ・・・

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