皆さん、投資はしていますでしょうか。
投資と言ったら何を思い浮かべるでしょうか。
アベノミクスで株高になりましたが、いつまで続くのでしょうか。
FXは預けたお金の25倍の資金を動かせるので、値動きが激しですね。
値動きを見るだけで先の予想ができてしまう人が時々いますが、
私は値動きの予想してもさっぱり当たりません。
投資をするべきだと思っているけど、忙しくて何を買ったらいいか決められない、
という人こそ投資信託から初めて欲しいと思います。
投資信託とは、
大勢の人から資金を集めて専門家が株などで運用する商品で、
5600本以上の投資信託が存在します。
投資信託はうまく使うと、
時間をかけずに、
値動きが緩やかになり、
利益が出る可能性が高まります。
値動きを読めない私でも、ほとんど手間をかけずに、
評価額が1.5倍に増えています。
「卵は一つの籠に盛るな」
投資の格言で「卵は一つの籠に盛るな」という言葉があります。
大事な卵(お金)を同じ籠(投資対象)に入れてしまうと、
もしも転んでしまった場合、卵がすべて割れてしまうので、
複数のかごに分散しましょうというものです。
私はこの言葉に従って、投資信託を使って幅広く投資しています。
この方法で重要なキーワードは下の3つです。
「インデックス」
「長期積立」
「リバランス」
インデックスファンドとは
投資信託はアクティブファンドとインデックスファンドの2つに分けられます。
アクティブファンドはファンドマネージャが独自の理論で、
売買方針や銘柄を決定するのに対し、
インデックスファンドは相場全体の値を指す指標と同じ値動きになるように、
相場全体に投資します。
インデックスファンドの利点は、この3つです。
- 少額で相場全体に投資できる
個別株を全銘柄買うのに一体いくら必要でしょうか。
投資信託なら少額でまんべんなく投資することができます。
- 手数料が安い
ノーロードと言われる手数料が無料の投資信託もあります。
- 信託報酬が低い
信託報酬とは運用経費のようなもので、
利益が出ていてもそうでなくても、
投資額に対し一定割合だけ毎年取られます。
インデックスはアクティブに比べ総じて信託報酬が低いです。
インデックスファンドにもいくつかの種類があるので、
いくつかのファンドを組み合わせて更に分散します。
いつも同じものが好成績とは限らない
主な投資の対象(セグメント)は「株」と「債券」で、
それぞれ、「日本」と「海外」に分類することができます。
(他にも新興国やREITなどありますが、総量が多いのはこの4種)
日本 | 海外 | |
---|---|---|
株 | 日本株 | 海外株 |
債券 | 日本債券 | 海外債券 |
この4つのセグメントのそれぞれ浮き沈みがあり、
日本が好景気の時があったり(失われたXX年が長らく続いていますが・・・)
海外が好景気だったり、
世界的な株安があったり、
同じセグメントが常に好成績とは限りません。
ですので、この4セグメントを常に一定割合で購入し続ければ、
どこかは成績が良くなくても、他のものでカバーされ、
年月が経てば経つほど、浮き沈みがマイルドになっていきます。
私の場合は日本債券は貯金と同じと考えているので、
日本株、海外株、海外債券の3つを毎月積み立てています。
積立で手間いらず
証券会社によっては投資信託を積立できますので、
これを利用して手間無く毎月コツコツと積立てることができます。
また、いちいち証券会社にお金を振り込む必要もなく、
銀行から自動的に引き落とすといったサービスもあります。
リバランスで偏りを調整
年月が経ったり、急な値動きで偏りが出た場合には、
適当なタイミングで各ファンドの割合を見直し、
最初に決めた割合に戻すと安定性が増します。
これをリバランスと言います。
私はボーナス時に臨時で買い増しして、
割合を調整するようにしています。
楽天証券から画期的な商品が出た
楽天証券が9月18日からDC(確定拠出年金)向けの4ファンドを
一般向けに販売を開始しました。
- 三井住友・日本債券インデックスファンド(信託報酬:0.173%)
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド(信託報酬:0.227%)
- 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬:0.270%)
- 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド(信託報酬:0.605%)
これらのファンドは信託報酬が画期的と言えるほどに低いです。
たとえば、私がこれまで積み立てていた、
外国債券インデックスeの信託報酬は0.54%
それに対してDC外国債券インデックスファンドは0.227%
なんと半分です。
私も外国債券と海外株式の積立をこちらに乗り換えました。
今後が楽しみです。
※なお、投資は自己責任でお願いします。